S災害対応 U運営 Gゲームの頭文字を取ったもので、「すぐ」と読みます。
災害発生時に地区でどう動くか、地区をどう動かすか
SUGは、災害発生時の自主防災組織や地区の災害対応本部の運営を模擬体験するゲームです。
プレイヤー7人程度で構成するグループを複数作り、それぞれが地区の災害対応本部となり、得られた情報を元にして住民の安否確認を行いながら、今いる人の中から活動できる人を探し出し、初期消火、救出救護、危険箇所への立ち入り禁止、道路復旧、要配慮者保護などをカードを動かしながら行います。
地図、掲示板、一覧表(名簿)を使った災害対応本部運営のノウハウを身に付けます。
👇ゲーム風景の動画は一番下にあります。
・舞台となるのは、50世帯弱の家が立ち並ぶ地区。
・8世帯で構成される班が6班あります。
・乳幼児、妊婦さん、高齢者世帯、一人暮らし高齢者、障害のある人など、さまざまな人が住んでいます。
・ミニ公園がある一角に集会所、防災倉庫などがあります。災害発生時は、ここにテントを張り災害対応本部を設置することとなっています。
・よく見ると、倒壊した家屋、傾いた家屋、屋根や窓に被害を受けた家屋があります。
・負傷者や家の中に取り残された人がいるのではないかと心配になります。
ゲームは、カードを動かしながら行います。
枚数はそれぞれ、100枚強、100枚強、50枚程度です。
準備
4台の机を並べてゲームスペースを作り、図面を置きます。
準備
・情報カード、人カード、資機材カードを配置します。
・道路上にいる人(青カード)は、地震に驚いて屋外に様子を見に出た人たちです。
・敷地内にいる人(青カード)は、負傷や下敷き等、なんらかの理由で屋外に出られない人=救出が必要な人です。
・赤の情報カードは、火災、倒壊家屋の下敷き等の重要情報で、一番最初に内容を確認します。
・緑の情報カードは、各世帯、被害があった道路上に置かれています。
・資機材カード(黄色)は、防災倉庫に置きます。
救出救助
・複数の負傷者、家の中に取り残された人等がいますが、どこから手をつければよいのでしょうか。
・今いる人の中から活動可能な人を見つけ、必要な資機材を持って現場に向かいます。
・そのお宅の前の道路に人と資機材カードを配置したら、タイマースタート!
・時間が来たら救出完了とします。
・ひとつの現場が終わったら次の現場に移動します。
重要情報、救出情報等については、ホワイトボードに班別に張り出して共有します。
今地区で何が起きているか、救出待ちの人、救助済みの人などがわかるようにします。
また、人命等にかかわる重要情報は市町村災害対策本部に通用した記録も掲示します。
安否確認、被害集計
・世帯名簿を使って安否確認を行います。
・家屋の被害状況も記入します。
・最終的には、地区全体の集計を行います。
ゲーム風景動画